生理前症候群case3.2

今日は、生理前症候群で悩む女性のケースをご紹介していきます。この方(30代女性)は、生理前になると身体のだるさや眠気、お腹の調子の悪さ、そして低血糖症状が出るということでご来院されました。

 

 

骨盤の捻れと子宮の傾き、女性ホルモンのアンバランスが関わる生理前症候群

 

 

お身体の検査をしていくと、骨盤の捻れとそれに伴う子宮の傾きや下垂(右側)があることがわかりました。また副腎と肝臓の負担(機能低下)があり、ホルモンバランスに関わる部分の頭蓋骨障害があったのです。

治療では、子宮の下垂と傾きについて、鼠径部から少し手で優しく上げるようにしてその状態で呼吸をしてもらったり、咳をしてもらいながら、内臓の位置を調整していきます。その後、副腎や肝臓などのリンパのポイントを治療していき、さらに女性ホルモンのバランスに関わる頭蓋骨障害についてもアプローチしていきました。最後に子宮に関わる骨盤の捻れ、また副腎や肝臓に関わる背骨の関節などをしっかり治療して終了です。この方のPMSは低血糖による副腎疲労と女性ホルモンのアンバランス(エストロゲン過剰)による問題が考えられたので、低血糖を防ぐための食生活のアドバイスやアミノ酸の摂取、またエストロゲン代謝のためのビタミンB6、マグネシウムなどを摂ってもらうことをお勧めしました。

 

 

今日のpoint

今回の生理前症候群の原因は、「低血糖による副腎疲労と女性ホルモンのアンバランス」でした。

生理前症候群にはいくつかの原因があり、その方によっていろんな問題が複雑に絡んでいることもあります。低血糖やエストロゲン過剰による問題は比較的ポピュラーなことです。ここには食生活やストレスなども深く関わりますが、ホルモンの代謝に関わる栄養をしっかり補ってあげると改善することが多いです。またカイロプラクティックによる子宮や骨盤の治療、そして頭蓋骨に関する治療も大変効果があります。

なかなか生理前症候群に詳しいカイロプラクターも少ないと思います。お困りの方は是非一度ご相談くださいね^^。

 

K.K.

 

 ——————————————————————————————————————–

カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

カイロプラクティックケアを希望する方 CONTACT 

麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA

———————————————————————————————————————