めまいcase4.2

今日は、目眩でご来院された30代の男性のケースをお話します。この方は仕事の忙しさもあってか、3日前から目眩があり、右耳が塞がるような感じがするということでご来院されました。

 

 

めまいと耳の塞がった感じが後頭部の過緊張から起こっていた!?

 

 

検査では、まず耳の聞こえ方や左右のバランス感覚などの神経学的検査を行なっていきました。そこでは特に異常は見られなかったので、次に頸椎や首の筋肉の状態をチェックしていくと、後頭部の筋肉が過緊張を起こしており、上部頸椎が大分固まって動きがなくなっているのがわかりました。特に右側の後頭部の筋肉の過緊張と筋繊維の硬さが顕著だったのです。

治療では、ゆっくりと後頭部の筋肉を押圧しながら、緩めていき、その後上部頸椎に対してカイロプラクティック治療を行ないました。また後頭部をもう少し広げるようにストレッチなども加え、特に右の筋肉に対しては呼吸とともに筋繊維1つ1つに対して緊張をとるような治療を行なっていきました。治療後には、大分首が楽になったのと同時にめまいや耳の塞がった感じもなくなったようです。次の来院時にも再発は見られませんでしたが、上部頸椎については継続して治療させて頂いております。

 

 

今日のpoint

今回の目眩の原因は、「デスクワーク時に首を前方にした姿勢をとっていたために後頭部が過緊張を起こし、それが長時間続くことで上部頸椎にも問題を起こしてしまったこと」でした。

カイロプラクティックの発祥は、実は難聴の人を治したことからスタートしているのですが、特にこういったケースでは上部頸椎の関節機能障害が関わっていることが多いように感じます。もちろん目眩の中には左右の脳の神経的なバランスや目の筋肉の働きによっても起こることがあります。また危険な目眩や耳の症状もあるので、それらをしっかりと鑑別しながら検査を行なうことが大切です。こういった症状でお困りの方、病院に行ってもなかなか良くならない方など、是非一度ご相談くださいね^^。

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

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麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA

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