肩の痛みcase22.2

今日は、肩の痛みのケースを紹介します。この方(40代女性)は、ここ1週間程、寝違いのように首から肩が固まってしまい、また両肩が上がらず痛みもあり、五十肩かもしれないということでした。また全身疲労感があり、この1ヶ月休みなく、スケジュールが埋まっていたそうです。

 

 

首の関節が固まって、肩の痛みやこりが起こる!?

 

まず初めに、姿勢をチェックすると両肩とも少しあがるように緊張している様子がありました。また肩の可動域は、両肩とも大分制限されており、肩甲骨から肩にかけての動きが悪くなっていたのです。次に肩の筋肉の筋力検査を行なうと、肩を持ち上げていく筋肉が両方とも筋力低下を起こしており、頸椎から肩甲骨の内側部分にかけての背骨がガチガチに固まっているのがわかりました。

 

頸椎と胸椎の間辺りの背骨関節が機能障害を起こすと、両肩の筋肉の力が入りづらくなることがあります。治療では、まず下部頸椎から上部胸椎にかけての関節の動きをつけていくことから始めました。カイロプラクティックの治療により関節の動きが正常に戻っていくと、肩の筋肉も働き始め、肩も少しあがるようになってきました。またこのケースでは、中部胸椎も関節機能障害があり、肩甲骨内側の筋肉も硬かったので、胸椎に対してもしっかりと治療をしていきました。最後に肩甲骨の動きや身体全体の左右バランスを調整して、治療終了です。

 

今日のpoint

今回の肩の痛みの原因は「多忙な仕事や筋肉の緊張から、頸椎から胸椎まで背骨の関節が機能障害を起こし、それに伴う肩周りの筋肉の筋力低下によって肩の可動域に制限が起きてしまったこと」でした〜。

こういった背骨の関節機能障害が何分節かにまたがって、起こることはたまにあります。仕事やデスクワークなどで、背中や肩が固まることが多い方や、なかなか力が抜けない、仕事中も緊張しているなどで、同じ姿勢を極度に強いられることによって起こることが多いと思います。

このぐらいになってしまうと、なかなか自分ではすぐに回復出来ないので、カイロプラクティックの治療で背骨の関節を動かしてあげた方が早く良くなります。お困りの方は是非一度ご相談くださいね^^。

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
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スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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