腰痛case49.2

今日は、腰痛のケースです。ではいってみましょう。この方(40代女性)は、最近腰(腰椎)の骨の一ヶ所が痛いということで来院されました。

 

 

腰の骨がピンポイントで痛いのは、関節機能障害!?

 

まず姿勢をみていくと、反り腰ということがすぐにわかりました。またその一番反っている部分の腰椎(腰の骨)がピンポイントで痛いということでした。実際その腰の骨の動きを確認していくと、案の定関節の動きが悪く(関節機能障害)また骨盤の捻れもありました。その他反り腰には多いのですが、腹筋群が弱い傾向にありました。

 

治療では、まず腹筋群で筋力低下を起こしていた部分について、筋繊維上の硬結(繊維が硬くなっている部分)については全て取り除くように丁寧に治療していきます。特に腹筋群はいくつかに分かれているので、斜めの繊維から、縦の繊維その1つ1つを筋肉ごとの状態に合わせて治療していきました。その後、骨盤の捻れや、一番問題となっていた腰椎3番の関節(腰では中央部分)を動かすカイロプラクティック治療を行い、治療終了です。治療後は骨を押した時の痛みがなくなり、ご本人もとても喜ばれていました。
また反り腰に対しては、自宅で腹筋、特にインナーマッスルと呼ばれる背骨に近い筋肉をトレーニングしてもらうエクササイズをアドバイスさせて頂きました。

 

今日のpoint

今回の腰痛の原因は、「腰前後の筋バランスや日常の悪姿勢から生じた腰椎の前彎亢進により、その反ったカーブの一番負担のかかる腰椎椎間関節に機能障害が起こったこと」でした〜。

背骨の関節機能障害を起こると大抵は、その骨を押すと痛いものです。腰に関わらず、背骨の骨を押して痛みがある方は、関節の機能障害があるかもしれません。ほおっておくと、さらに筋肉のアンバランスや緊張を作りだしてしまうので、一度当院にご相談くださいね。

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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