今日は、顎関節が頭痛や首のこりに関わっていたケースです(50代女性)。

 

この方は、1ヵ月に一度くらい、首の激痛が起こり、締め付けられるような頭痛と吐き気があるということでした。大抵仕事が忙しくなって、集中すると肩こりや首の張りが出てきて頭痛につながるということです。

 

 

 

顎を痛めてから頭痛がスタート

検査をしてみると、頸部の筋が部分的にかなり硬くなっており、上部頚椎の動きが悪くなっていました。また顎に関わる筋肉の左右バランスが崩れていて、左の噛む筋肉が過緊張を起こしていることを発見しました。話を聞いてみると、8年前に硬いもの(チョコレート)を噛んでから顎の痛みと開閉時のクリック音がするようになったとのことです。また考えてみるとその頃からこの頚部痛や頭痛が始まっているというのです。

まず、後頭部の筋肉に対し、時間をかけて押圧し緩めていきました。後頭部の筋肉は全身の状態に関わるので、私はゆっくり時間をかけて緩めていくようにしています。その後、顎に関わる筋肉を口の中や顎の下から押しながら優しく緩めました。最後に頚椎の関節を治療して終了です。

治療後は大分首の緊張が取れましたが、まだたまに頚部痛や頭痛が出るということなので、生活指導とともに治療を継続しています。

 

 

今日のpoint

今回の頭痛と頚部痛の原因は、「チョコレートを食べた時に顎を痛め、それ以来顎に関わる筋肉や頚部の筋バランスが崩れてしまったこと」でした〜。

顎の状態は、肩こりや頚部痛に深くかかわります。顎が悪いと肩こりも頑固な場合が多く、頭痛も出ることがあるのですね。この方の場合は、仕事で集中しすぎた後に症状が出現することが多かったので、生活習慣を変えることも必要でしたが、顎の治療でかなりの改善がみられたケースでした。

 

 

K.K.

 

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