今日は久々に顎の痛みのケースを紹介していきましょう!

 

この方は、4年前から顎のガクガクする感じがあり、先々週にうつ伏せで寝てから噛むのも痛くなってしまったということ。今ではブロッコリーくらいの固さでも噛むのがつらいそう。また肩コリは以前からあり、たまに頭痛もあるとのこと。

 

 

 

顎関節と頭蓋骨の問題

検査してみると、左側の噛む筋肉と下顎を動かす筋肉が過緊張しており、顎の左右のバランスを崩していました。また顎の問題のときに良くみられる頭蓋骨の機能障害も検出されたのです。

治療では、左の顎に関わる筋肉を口の中から緩めるようにし、頭蓋骨のバランスも呼吸とともに整えていきました。また噛む筋肉の緊張とは逆に、口を開ける筋肉は筋繊維が硬くなっておりうまく収縮できないような状態だったので、筋繊維の硬い部分を押圧しながら、緩めていきました。最後に上部頚椎の関節治療をして終了です。

治療後は大分顎の痛みはなくなったようで、次回来院時にはブロッコリーが食べれるようになったと笑顔で来院されました。良かったです。

 

 

今日のpoint

今回の顎の痛みの原因は、「寝ている時の顎の置き方によって顎に関わる筋肉の左右バランスが崩れたことと、頭蓋骨機能障害が併発していたこと」でした〜。

顎関節は、人体で一番大切な関節と言われるくらい重要な部分で、なおかつ繊細な関節でもあります。カイロプラクティックではポキッと顎関節を治療するようなことはせず、まずは筋肉のバランスや頭蓋骨、頚椎についての治療を行っていきます。大抵の場合はそういった治療で良くなるケースが多いです。

噛むときに痛みがあると、人間にとって一番の重要で、楽しみでもある、食べるということ自体が苦痛になるので大問題ですね。そして咀嚼は全身に影響を及ぼす動作でもあります。顎に問題があるときは、なるべく早目に専門家に相談するようにしましょう。

 

 

K.K.

 

 ——————————————————————————————————————–

カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

カイロプラクティックケアを希望する方 CONTACT 

麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA

———————————————————————————————————————