今日は、めまい、耳の聴こえづらさ、噛み合わせについて悩んでいた30代女性のケースを紹介していきます。

この方は、2ヶ月くらい前から耳が左右共に聴こえずらくなり、フィルターがかかったような状態で、少しは良くなってきているものの、なかなか治らないとのことでした。また1ヶ月前からご飯を食べている時に左の頬の内側をよく噛んでしまうことが気になっているとのことで、顎に関しては3~4年前に口が開かなくなったことがあったが、枕を変えたら治ったということでした。

そのほかたまに立ち眩み(一瞬フラッとするような感じ)が起こるそう。貧血になることもあり、去年の同じ時期に電車で倒れたこともあるらしいです。

 

 

怖いストレスと回盲弁の問題

検査をしていくと、こういった問題に深く関わりのある頭蓋骨の問題や顎関節に関わる筋肉にアンバランスが発見できました。また副腎疲労とめまいや耳鳴りにも関わりのある腸の問題(回盲弁症候群)も見つけたのです。
そのほか、全身的に背骨の動きが悪い部分がいくつか見受けられました。

検査の結果、問題が朝に多いということや副腎疲労の状態であるということから、耳鳴りやめまいに関わりが強い回盲弁症候群の影響が強いではないかと考えました。
副腎に関わるリンパのポイントの治療や回盲弁を閉じる治療を行い、頭蓋骨が顎関節の調節と眼の動きに関わる筋肉の働きをアップするような治療を行いました。

治療後は、スッキリしたようですが、日常的な生活習慣が関わっている場合もあり、経過観察していかなければならない症状です。

 

 

今日のpoint

今回のめまいや耳の不調の原因は、「生活習慣やストレスにより、腸の大事な弁である回盲弁の機能が低下してしまったこと」でした~。

めまいや耳の聴こえずらさなどは、病院で異常なしとされてしまうとなかなか他に手立てがないのが現状ではないでしょうか?ただ、今回のように病院ではわからないような問題によりめまい、耳の詰まり感が出ている場合があります。今回メインの原因となっていたと思われる回盲弁は、季節の変わり目やストレス、その他食べている食べ物によっても起こることがあります。この弁の働きが低下すると、大腸からのバクテリアが逆流するので肝臓にも負担をかけ、全身的な問題が出てくると言えます(めまい、耳鳴り、右肩の張り、下痢と便秘を繰り返す、多関節に及ぶ痛み、動悸、胸の痛みなどなど)。

気になる方は、この分野に詳しいカイロプラクターに相談してみると良いと思います。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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