今日は、なかなか原因がわからなった足の痛みについての症例です^^。

この方は、両足のふくらはぎと足の裏に筋肉痛のような痛みがあり、立っているのがつらくなるとのことで来院されました。大体、季節的に夏の時期になると出てくる症状で、1日の中では朝がつらく、何か毒がたまっているような感じがして、動き出すとマシになるが、夕方になるとまた重くなるとのことでした。

 

 

様々な症状を引き起こす回盲弁症候群

検査をしていくと、特に足の関節や筋力に問題はなく、筋肉の張りはあるのですが、これといった異常な状態は見当たりませんでした。内分泌系のチェックをしていくと、回盲弁症候群という腸の問題が見られ、これは朝の症状やむくみ、その他毒素の循環などの問題が関連しているため、季節変わりに起こるということも含め、治療をしていくことにしました。

治療は、回盲弁に関わるリンパのポイントや頭蓋骨の調整、その他背骨の関節治療、そして弁に対して押圧して、機能を戻すようなアプローチをしていきました。
また骨盤の捻れも関連しているので、それについてもしっかりと治療を行ないました。

これですぐに症状がおさまるかわかりませんが、どこに行っても検査による異常はない問題については、こういったことが関わっている場合があります。

 

 

今日のpoint

今回の足の痛みの原因は、「季節の変わり目で腸の状態が変化し、回盲弁に問題が起こったこと」でした~。

回盲弁症候群は、比較的よく見られる症状です。小腸と大腸の間にある弁なのですが、この働きが悪くなると、大腸からのバクテリアが逆流し、全身にその毒素がまわってしまうというようなものです。身体を解毒する肝臓にも負担はかかりますし、それによって全身の関節の痛みや胸の痛み、頭痛、めまい、耳鳴り、動悸、むくみ、循環障害などが起こることになります。

気になる方は、一度治療を受けてみてはいかがでしょう。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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