足の痛みcase12.2

今日は、足の痛みのケースを紹介します。この方(40代男性)は、最近歩いていると、右の股関節の前側が痛くなったり、お尻がだるくなるということでご来院されました。座っていると比較的痛みはなく、歩きよりは自転車の方が楽だということでした。

 

 

股関節の柔軟性が落ちることで足の痛みが起こる!?

 

まず股関節の動きをチェックしていくと、右側の股関節の動きがかなり固く、曲げていくときも詰まったような感じで痛みがあり、股関節を広げていくような動作や内側に捻る動作には、動きの制限がありました。その他検査を続けてくと、右の股関節に関わる筋肉は全て力が入りにくくなっており、股関節の機能障害が筋肉に負担をかけていることがわかったのです。治療では、まず股関節を牽引しながら、股関節の隙間を広げていくことから始めました。その後、股関節を広げる方向や内側に捻る動きなどをつけていくようなカイロプラクティック治療を行い、最後に股関節に関わる筋肉、とくに筋繊維が硬くなっていた下腹部の筋肉や股関節を支える働きをしているお尻の筋肉などをしっかりと緩め、治療終了です。

治療後には、気にせず歩けるようになり、ご本人も喜んでいらっしゃいました。次回ご来院時には、少し治療期間が空いたのでまた痛みが少し出るとのことでしたが、初回治療時よりは明らかに改善していたので、継続した治療をして現在では完全に回復されています。

 

今日のpoint

今回の足の痛みの原因は、「仕事中の悪姿勢(股関節を外旋して足を組む)によって股関節の機能障害が生じたこと」でした。

股関節や骨盤の機能障害(動きが悪くなった状態)で足の痛みが起こることはよくあることです。またこういったケースでは、普段の姿勢や足の組み方、また座り方、歩き方などの癖などの日常的な負担が原因になっていることも多く、当院ではその点も含めて、日常生活での改善点についてもアドバイスさせて頂いております。同様の症状でお困りの方がいれば、是非一度ご相談くださいね^^。

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

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