足のしびれcase7.2

今日は、足のしびれの患者さんをご紹介しましょう。この方(30代女性)は、右の腰痛が少しあり、右側に負荷がかかったり、腰を捻ったりすると足にシビレが出るということでした。特に親指の辺りのシビレも気になるそうです。

 

 

足のしびれが坐骨神経痛ではなく、腰部の靭帯による圧迫で起こっていた!?

 

 

検査で腰の状態を診ていくと、右の腰はたしかに筋肉が緊張していました。またお尻の筋肉も過緊張が見られ、特に腰5番目の神経に関わる筋肉が筋力低下を起こしていることがわかりました。また座った状態で腰を左右に捻ってもらい、その状態でそれらの筋肉の筋力をチェックしてみると、左に捻った状態で筋力低下が起こることがわかりました。

治療では、過緊張を起こしているお尻の筋肉をストレッチしながら、緩めていき、その後シビレの原因にもなっている腰椎5番目の関節についてカイロプラクティック治療を行ないました。治療後にはシビレもなくなり、筋力もしっかりと発揮できるようになりました。また次回来院時には、症状は全く出なくなったということでその方の嬉しい笑顔を見ることができました^^。

 

 

今日のpoint

今回の足のしびれの原因は、「腰5番目の関節の機能障害が起こったことにより、その部分に付着する靭帯が肥厚し、その下を走る神経を圧迫してしまったこと」でした。

こういったシビレは、一見座骨神経痛に思えてしまうかもしれませんが、1つ足のシビレと言っても、その原因は様々です。今回のような腰椎の関節機能障害が関わっているシビレは、カイロプラクティックでは一番効果が出やすいケースだと思います。今回のケースもそうでしたが、比較的早く改善が見られることが多いので、同じような症状でお困りの方は是非一度ご相談くださいね。

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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