今日は、全身の不調と息苦しさを訴えて来られたけっこう重症なケースです。

この方は、半年くらい前から、歩くと息苦しくて汗だくになるとのこと、また胃と背中を押さえつけられるような感覚があるということで来院されました。2~3年は肩甲骨や背中まわりも動いてなく、肩もあがるが、後ろに回せないほど固くなっているという。

また体調が悪くなると顎の噛み合わせが悪くなり、朝には手足が冷えてこわばるそうで、大分身体が辛い状況にありました。

 

 

こういう全身の問題は、副腎ストレスが関わることが多い

検査をしていくと、姿勢は肩が丸まった状態で、背中の柔軟性は落ちており、肩や肩甲骨の動きも悪い状態でした。また副腎に関わる筋肉の機能低下と、副腎自体が固くなっているようでした。睡眠はしっかりとれているか尋ねたら、大体3~4時間の睡眠で起きてしまうということでした。

呼吸に関わるところとしては、背中と肋骨の動き、そして横隔膜の働きが低下していたのです。

 

全体的なバランスが崩れていたので、まず背中の筋肉をしっかり緩めて、動きの悪い関節について全体的に治療していきました。その後、副腎の機能をアップさせていくような治療を取り入れ、また横隔膜についてもアプローチしていきました。
最後に副腎疲労の時にも問題を起しやすい、顎、頭蓋骨の問題についても治療しました。

治療後は、姿勢がよくなり明らかに呼吸もしやすそうでしたが、この問題に至るまでの期間が長いため、継続的な治療が必要だと思います。

 

 

今日のpoint

今回の全身の不調と息苦しさの原因は、「副腎疲労とそれに伴う、骨格のバランスの悪さがあったこと」でした~。

こういった原因のわからない胸の苦しさや呼吸のしずらさは、不安になりますよね。今回のように柔軟性が落ちていた背中や肋骨周りの関節の問題ということも考えられますし、副腎疲労の状態に陥っていてもこういう問題が起こります。

根本的な解決は生活習慣から見直すということです。このことは本当に大事なことですが、ほとんどの人が見失ってしまっていることでもあります。私はこういう部分についてもしっかりアドバイスできるよう努めておりますので、是非一度いらしてください。

 

 

K.K.

 

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