今日は、少し久しぶりですが、妊婦さんのケアについて紹介しましょう。

この方は、妊娠8ヶ月くらいで腰を診てもらいたいということで来院されました。大分お腹も大きく、歩いていると腰が痛くなってくるということ、そして身体が右側に傾いていることを気にされていました(20代女性)。

 

 

骨盤の不安定性と身体の傾き

まず姿勢をチェックすると、たしかに右側重心で大分身体が傾いていました。それに伴い左のお尻の筋肉や腰~背中の筋肉が大分硬くなっていたのです。骨盤関節については、妊娠中にみられる関節がゆるい状態(ハイパーモビリティ)がみられました。

治療はまず、左側の足や骨盤周りを支える筋肉の硬さを取り除くことから始めました。そうすることで最初は全く力が入らず、力を入れた時に腰痛も出ていたのが、消えてきました。その後骨盤の関節をなるべく閉じるような方向に呼吸ともに軽く押圧していきます。こうやって左右のバランスがとれたことで大分腰の張りもとれてきました。

後は、もうお腹が大きいので、出来る部分だけ、背骨の関節の治療をして終了です。
治療後はまっすぐ立てるようになり、腰痛も軽減したようです^^。

 

 

今日のpoint

今回の腰痛と身体の傾きの原因は、「妊娠中のホルモンにより骨盤の支持性が落ち、それにより筋肉のバランス、身体の左右にも偏りが起こったこと」でした~。

妊婦さんの治療は、私どももかなり気を遣うものです。ですが、その時期に感じる腰痛は辛いもので、人によっては本当にストレスを感じるものでしょう。そのため、カイロプラクティックに来る方も多いですし、需要も多いのです。

私は、なるべくお腹の赤ちゃんに負担のないようベットも変えて、なるべく骨盤のバランスをとる治療を心がけています。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

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