今日は、肩と腕のだるさ(しびれ)が辛かった方を紹介していきます。

この方(50代女性)は、この一週間肩こりが非常につらく、次第に右腕の方までドーンとした重さとしびれが起こるようになったといいます。思い当たる原因としては、寒い日が続いたことやパソコンなどで姿勢が固まることが多かったことだそうです。

 

 

首の筋肉からの関連痛で手のシビレ!?

まず検査では、腕のだるさやシビレの原因が何かを、探していきます。首の角度や動作でシビレが強くならないかを確認し、手や腕の筋力検査も行います。その後筋肉を押しながらシビレが出るポイントがないかをチェックします。こうした検査で、首の前方の筋肉を押した時に、腕にシビレが出ました。この筋肉は、斜角筋という首の前方の筋肉です。

その後肩まわり全体についてチェックしていくと、首から肩までの筋肉に筋力低下、そして脇の筋肉や胸の筋肉には過緊張の状態とリンパが滞っているような状態が確認されました。大分バランスが崩れていたのです。

 

治療では、まず最初に肩まわり全体のバランスをとることから始めました。首の筋肉の硬い部分を取り除き、その後胸や脇の筋肉をストレッチした状態で筋膜(筋肉を覆う膜)を引き延ばすようにアプローチしていきます。その後腕のシビレの原因となっている斜角筋の付着している首の関節に対してしっかりとカイロプラクティックの関節治療を行い、筋肉の硬結(硬くなって関連痛を出す原因となっている筋繊維が癒着した部分)を取り除くように押圧していきます。

 

細かく検査を行って、それに対して丁寧に治療をしていったので、治療後には腕のシビレから肩こりまですっかり良くなり、軽くなったようです。ご本人も軽さにビックリされていました。

 

 

今日のpoint

今回の腕のしびれの原因は、「首が前方にいったり、肩をすくめるような姿勢が続いたため、肩まわりの筋肉にアンバランスを作りだし、特に首の前方の筋肉に負担をかけてしまったため」でした〜。

この筋肉の影響で、手や腕にしびれが出ることは比較的よくあります。カイロプラクティックではこのように細かく検査し、治療し忘れるところがないように全体のバランスを見て確実に治療をしていくので、効果も高く、再発しにくいと言えます。特にこの手の筋肉からの関連痛は再発することが多いので、カイロプラクティックでの治療をオススメします。

 

K.K.

 

 ——————————————————————————————————————–

カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

カイロプラクティックケアを希望する方 CONTACT 

麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA

———————————————————————————————————————