今日は、日常の些細なことから股関節を痛めてしまった30代の女性のお話。

この方は、3か月前、膝を立てたまま寝ていたら、右の膝が外側にパタンと倒れてその時に股関節部分を痛めたということでした。その後しばらくしたら治るかと思っていたが、なかなか治らず、現在でも股関節を開いたり、内側にもっていったりすると痛むそうです。

 

 

恥骨の捻れが股関節の痛みを作る

検査をしていくと、股関節を詰めるような動きで痛みが出ることがわかりました。また股関節前面の筋肉が過緊張を起こしており、逆に恥骨に付着している内転筋が全く力の入らない状態だったのです。股関節を外旋するような形で痛めてしまったときに、恥骨結合という骨盤前面の結合部に捻れが生じ、それによって内転筋が筋力低下を起こしたことにより、股関節部により負担がかかるようになったことが考えられました。

治療は、恥骨の捻れを治していくように、骨盤の捻れをブロックで調整しながら、股関節をまわしていきました。また過緊張を起こしている股関節前面の筋肉にはストレッチを行いながら、筋肉を緩めるようにしていきました。
これにより大分股関節の動きが楽になってきたので、後は骨盤の傾きと腰椎関節の動きをつけて治療終了です。

治療後は大分痛みが取れて、ご本人もホッとされてました。

 

 

今日のpoint

今回の股関節の痛みの原因は、「急に股関節を開いたことにより、内転筋と恥骨の機能障害が起こったこと」でした~。

日常の些細なことから、関節や筋肉に問題を作ってしまうこともあります。自分ではなかなか状態を判断することは難しいので、そういう場合は早目にカイロプラクターにまかせてくださいね^^。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
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