さて、今日は若いのですが、ひどい腰痛持ちの方のケースです。

この方は、ここ半年くらい仕事中、中腰をしていると急に左の腰にピキッと電気の走るような痛みが走るということで来院されました。また左足は全体的に重たく、ブーツやヒールを履いたりすると足の裏と背面に痛みが走るそう。大抵左足重心で立ってることも多く、左側には負担がかかっているのではないかということでした。

 

 

副腎疲労の状態から腰痛に

検査をしていくと、左のお尻の筋肉とモモ裏の筋肉が過緊張を起こしており、逆に膝裏からふくらはぎの筋肉は筋力低下がみられました。またそれに伴い、股関節、膝関節、足首の関節などに動きの機能障害が検出されました。

その他、内分泌系では、夜勤もあって、食事の時間もバラバラな職業柄、副腎疲労の状態があったのです。

まずは、筋力低下を起こしている膝裏やふくらはぎの筋肉の硬結(硬い部分)を取り除くようにアプローチし、関節の向きや動きも負担をかけないよう治療していきました。その後、まだ緊張が取れないお尻の筋肉もストレッチをかけながら、緩めていき、最後に骨盤の関節を治療して終了です。
次回の来院時にはピキッとする痛みはなくなったそうです。ただ、まだ立ち続けていると左のお尻に痛みがくるようで継続治療をしています。

 

 

今日のpoint

今回のお尻の痛みの原因は、「労働時間によるストレスから副腎疲労に陥り、関連するふくらはぎの筋肉が機能低下を起こしたことにより、お尻やモモの筋肉に負担がかかったこと」でした~。

今回のケースでは、おそらく仕事上での副腎疲労が大きく関わっているのではないかと思います。副腎に関わる筋肉はまさにふくらはぎ辺りの筋肉。仕事が長くなったり、疲労がたまってくると、その筋肉に筋力低下や機能低下が起こり、足を支えられなくなります。その状態で立っているとお尻や腰にかなりの負担がかかってしまうというわけです。

こういった痛みが起こる機序もカイロプラクティックだからこそわかることです。しっかりと原因がわかった方が治りも断然早いと思いますよ^^。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
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