足のしびれcase5.2

 

 

今日は、あまり聞き慣れない足がボワーと熱い感じがするといった症状についてのケースをお話します。

この方(60代女性)は、最近パートタイムの仕事を始めて、立ち仕事ということもあり、仕事後に足がだるく痛いことが続いていたそうです。ここ1週間くらい左足が妙に誰かに触られているようなボワーとする熱さがあるということで来院されました。

 

 

筋肉のトリガーポイントによって足に関連痛が起こる!

 

検査をしていくと、たしかに足に少しむくみなどはありましたが、大きな血流の問題などはありませんでした。そういった感覚は筋肉からの関連痛でも起こる可能性があるため、調べていくと確かに姿勢でも左に重心がかけられないくらい左のお尻の筋肉が弱化しているようでした。また筋力検査をしても左のお尻の筋肉は弱く、筋繊維上も硬い部分が多かったのです。さらにその硬い部分を押すと足に普段感じているのと同じような違和感が起こりました。

 

治療では、まずこの左のお尻の筋肉(特に側面の筋肉)に負担をかけないよう、骨盤の捻れを取り除いていきました。骨盤の捻れは、直に左右のお尻のバランスを悪くし、筋肉に負担をかけます。また1番の原因になっているお尻の筋肉に対しては、筋繊維の硬い部分を1つ1つ丁寧に緩めていきました。こうしていくことで、立った時の姿勢も変わり、両足に均等に体重が乗るようになったのです。

 

治療後は、ご本人も楽になったと喜んで頂いたので、本当に良かったです^^。

 

 

今日のpoint

今回の足の違和感の原因は、「慣れない立ち仕事によって身体を支えてくれている片側のお尻の筋肉に負担がかかり、筋繊維上に関連痛を起こす硬い硬結(トリガーポイント)が発生したこと」でした〜。

こういった筋肉上の関連痛を起こすポイントは、トリガーポイントと呼ばれ、まさに引き金を引くという言葉通り、そこを押圧すると違う場所に関連痛が起こり、ひどくなると押さなくても常時痛みが起こることもあります。また関連痛の症状は、ジワーとした痺れのような感覚以外にも熱い感覚や今回のようにボワーとする感覚もあります。お尻の筋肉の場合は、神経痛とも似ているので、そういった問題との鑑別診断が必要ですね。お医者さんではヘルニアや座骨神経痛と言われていても、実はこのトリガーポイントが原因になっているケースも少なくはないのです。

こういった問題に精通し、鑑別診断が出来るのは、国際基準のカイロプラクターのみです。お困りの方は是非一度ご相談くださいね。

 

K.K.

 

 ——————————————————————————————————————–

カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

カイロプラクティックケアを希望する方 CONTACT 

麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA

———————————————————————————————————————