今日は私のところに「胃の痛み」で来院した患者さんの紹介。
最近は、blogの影響か筋肉骨格系だけでなく、こういった消化器系の問題やアレルギーの方の来院も多くなりました。うれしいことですね^^。

 

 

ガスターの飲み続けることの怖さ

さて、胃の痛みで長い間悩んでいたのは、20代の女性の方です。

1年程胃の痛みで悩んでいて、朝起きると胃がムカムカしており、午前中はずっと調子が悪いということでした。また食後も胃が重く、ひどい時はお腹が張ったり、ガスが溜まる感じとのこと。本当に辛い状態ですよね。
そして医者にはずっと通っており、ガスター20等の胃酸を抑える薬を飲み続けているそう。

これはまずいかも!?

胃カメラでの検査も行ったが、異常はなかったそうです。

私はこの問診で、胃酸の分泌が逆に少なくなっているのではないかということが予想できたので、カイロプラクティックの検査で胃の状態や胃酸分泌能力をチェックしてみると、案の定胃酸分泌の低下がみられました。また胃の調子が悪いときによくみられる背中の張りがあり、食道裂孔ヘルニア(食道と胃の境部分が横隔膜より上に滑り出ること、逆流性食道炎の原因にもなる)もみられたのです。
食後の胃の重さや膨満感などは、長期のガスター20服用による胃酸分泌低下が原因であると思われました。また朝のムカムカ感は、食道裂孔ヘルニアで夜寝ている際に胃酸が逆流することにより起きていることがわかりました。

 

カイロプラクティックでは、胃に関わる背骨の関節の治療、また胃酸分泌に関わる頭蓋骨の調整を行い、食道を横隔膜から下に引っ張るようにストレッチを行い、食道裂孔ヘルニアに対して治療を行いました。

生活のアドバイスとして、ガスター20を飲むのを止めること、食事中は良く噛むこと、姿勢を正すこと、水をあまり飲みすぎないこと、レモンまたはレモン水(胃酸の補助)を食事中にとることなどを注意してもらうようにしました。それ以外に食後は1~2時間は横にならないことなどをアドバイスしました。

 

 

次回来院時には、1年続いた胃の痛みが嘘のようになくなり、食欲も出てきたようで笑顔で来院されていました。
本当良かった!この方の場合は、後の検査で食物アレルギーがあることもわかり、それによっても胃の問題が悪化していたことが考えられます。

 

 

胃が痛いときに、すぐに胃薬は飲まない

胃酸低下の症状は、かなり多くの患者さんでみられることです。日本人の多くは胃酸分泌が少ないことがわかっています。通常胃が痛いと胃酸が出過ぎていると思う方が多く、医師も胃酸を抑える薬を処方することが多いですが、もし胃酸が過剰になっている場合もすぐ薬を飲むのではなく、まず水や食事することで胃酸を薄めてみましょう。またそれでも駄目な場合は、カルシウムやマグネシウム剤などのアルカリ性のサプリメントをとって胃酸を中和してみるというのも手でしょう。胃酸分泌を抑える薬を飲んでしまうことで後々、消化能力が落ちてさまざまな問題が出てくることも少なくありません。

年齢が上がることでも胃酸分泌は低下するので、日々の生活でチェックしていくことも重要なことですね。

 

 

今日のpoint

今回の原因は、「1年もガスター20を飲み続けたことで、胃酸の分泌が低下し、消化不良を起こしていたこと」でした~。
みなさん、胃酸が低下していることによる問題がけっこう多いということ覚えておいてください。
お医者さんの言うことが常に正しいわけではありません。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

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麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA

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