今日は私のところに来た患者さんで、産後から股関節の痛みが出た人についてお話しますね。

 

 

恥骨の捻じれによって、股関節が全く開かなくなる

この方は、31歳の女性の方で、出産後から、足を外に広げられなくなって来院されました。また以前は出来た女の子座りがまったくできなくなったとい言います。驚いたのは、出産前後の腰痛などは特になかったようなんですね。

股関節の可動域を検査してみると、両足とも外転(股を広げる方向)が制限されており、30度~40度くらいで痛みも生じていました。また内旋方向で制限はなかったのですが、動きに伴う痛みがありました。次に骨盤の状態をチェックしてみると、明らかに骨盤の捻れがあり、それが恥骨結合部(骨盤の前方の接合部)に顕著であることがわかりました。

 

女性は出産するにあたって、骨盤を広げるために靭帯などを緩める特有のホルモンが分泌されます。このことで骨盤が広がり、赤ちゃんが出てくることができるのですが、骨盤の関節は一時的に不安定になり、腰痛を抱える人も多いのです。また産後、ホルモンの分泌がおさまり、骨盤が安定してくる時に骨盤周りのバランスを崩す人が多いと言われています。

この方の場合は、出産前後の腰痛はなかったようですが、産後に骨盤前方結合部で捻れが生じていました。恐らく出産時に生じたものでしょう。骨盤の動きは、股関節の働きにも連動しており、この捻れが股関節の動作痛の原因だろうと考えました。

 

治療は骨盤の捻れを取り除くようなブロックを骨盤の下に置き、股関節を大きく内旋方向にまわしていくようにしました。最初は痛みがありましたが、何度も続けるうちに痛みは取れ、違和感なくまわせるようになりました。

骨盤の捻れを取り除いた後、股関節の外転(股を広げる方向)をチェックすると痛みもなく、80度~90度まで広げられるようになっていました。そのほかには、股関節や骨盤に問題があったことで、お尻の筋肉や足の内側の筋肉がかたくなり、筋力も落ちていたので、そこに対するケアも行いました。

 

 

今回のpoint

今回の原因は、「出産時に恥骨の捻れが生じたことで、股関節の可動域が減少したこと」でした~。

出産前後には骨盤周りのバランスを崩しやすいので、是非カイロプラクティックによるトータルチェックをお勧めします。

 

 

K.K.

 

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