今日は、ストレスの怖さを実感するようなケースを紹介していきますね。

 

この方(40代男性)は、先週に一度右耳がこもった感じがしたということで病院に行ったら突発性難聴の診断を受けられました。
病院では薬(ステロイド)とビタミン剤が処方され、飲んでいたのですが、その後に出てきた肩こりが辛くて来院されたのですね。難聴はずっと続くわけではなく、少し聞こえなくなって又戻るような感じだそう。また肩こりはこれまでに経験したことないくらいガチガチになっているということでした。

 

 

ストレスは身体に様々な負担をかけていく!?


カイロプラクティックでは、難聴の症状が脳や神経の問題で起こっていないかをまずチェックしていきます。この方の場合は検査時には、そういった異常はなかったので、耳にも関わる上部頸椎や頭蓋骨の状態、また全身のバランスを検査していきました。
そうすると、左半身の筋力が全て落ちており(内分泌のバランスが悪い時に起こりやすい)、その原因が副腎疲労にあることがわかりました。副腎はストレス調整臓器と言われるくらいなので、ストレスが長期でかかっていると疲労し、それによって身体の調整機能が低下してしまうと言われています。
この方の場合もそういった傾向と、また頭蓋骨のバランスの乱れから精神的(感情的)な問題があることがわかりました。

もちろん筋肉骨格系をチェックしていくと、副腎に関わる部分の関節、骨盤の捻れ、そして左半身が低下していることによる全身の傾きなどが見られ、肩こりが起こっている左肩まわりは当然のごとく、固まっていました。

 

治療では、まず副腎の機能をアップさせていくようなリンパのポイントを刺激し、内臓の働きを軽くしていきます。また難聴などに関わってきやすい頭蓋骨や頸椎の状態は、注意深くケアしていきました。
そうしていくうちに大分全体のバランスが整ってきたので、後は、左肩周り、特に背中の筋肉をしっかり緩め、骨盤の捻れも調整しました。

 

治療後は大分スッキリされたようです。
今回のケースでは、ストレスが大きく関わっているようだったので、最後には日々の中でのストレスコントロールの方法についてアドバイスさせて頂きました。ご本人もストレスには自覚があるということで、納得されていました^^。

 

 

今日のpoint
今回の難聴と肩こりの原因は、「大きなストレスがかかったことにより、身体の調整機能のバランスを崩したこと、またそれが筋肉骨格系にも影響したから」でした〜。
ストレスというのは、目に見えないものです。突発性難聴も原因は不明ですが、急にストレスが原因と言われてもピンと来ない人が多いのではないでしょうか。
ただ、私が臨床に出ていてストレスによって大きく身体のバランスを崩している方は数多くいます。
そしてそのストレスが身体のどこに影響を起こすかは人それぞれです。それが積もりに積もって、大きな病気になってしまうことも少なくないのです。

なるべくその前に何か、身体の異常を感じたらカイロプラクティックでチェックをオススメします。そのためには自分の身体の声にも耳を傾けることが大事なのではないでしょうか^^。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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