今日は、けっこう悩んでいる人が多そうな不眠についてのケースです。

この方(40代女性)はいつも肩や腕の張りなどで来院している方なのですが、ここ1ヶ月程寝付きが良くないとのことで相談を受けました。その他の症状としては生理前の頭痛や首、腕の張り、その他目尻がピクピクするといったものでした。

 

 

不眠や寝付きが悪いことが頭蓋骨と関わる!?

まずこういった問題において、カイロプラクティックでは睡眠ホルモンであるメラトニンを分泌する松果体についてのチェックをしていきます。松果体の機能低下は顎関節や顎にある縫合(十字縫合)と関わっていると言われ、今回もその部分を最初にチェックしていきました。

そうすると案の定、十字縫合には問題があり、顎関節についても明らかに右側の動きがおかしい状態でした。

 

治療では、まず、十字縫合を開くように口の中から上顎を押していきます。これは呼吸とともに優しく押す方法です。その後、顎関節についても下顎を左右や前後に動かす筋肉のバランスをとるようにアプローチしていきます。こうすることで大分顎周りの筋バランスは良くなりました。

その他、背骨や骨盤に問題があると交感神経が優位になりやすいので、しっかりと全身の関節について問題がある部分は治療をするようにしました。

 

治療後には、生理前の頭痛や筋肉の張り、痙攣についてはマグネシウム不足が懸念されること、その他副交感神経を優位にするような生活のアドバイスなどをお話させて頂きました。

 

 

今日のpoint

今回の不眠の原因は、「生活習慣、背骨のアンバランスによる交感神経優位やマグネシウム不足によって就寝時にリラックスすることが出来ないことや頭蓋骨の問題があったこと」でした〜。

頭蓋骨の治療は、こういった問題にはとても効果があります。またカイロプラクティックの治療自体が副交感神経を優位にするものなので、寝付きの悪い部分は改善されることが多いですね。また私のクリニックではその方に合わせた栄養や食事の指導もさせて頂くことで効果をあげています。

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

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