今日は30代女性のよくありそうな、肩こりや頭痛・めまいがひょんな原因から起こっていたというお話です。

 

 

朝に肩こりと頭痛・めまいは?

この方は、何年も前から肩こり持ちで、たまに重たい頭痛があるということでした。頭痛は朝起きてから鈍い痛みが続き、ひどいときは「めまい」も起こるといいます。また、数日前に朝起きたら右肩が痛く、スムーズに上がらなくなったようで、今でも突っ張る感じがあり、首を右に向けると痛いそうです。

 

通常の検査をしていくと、まず肩甲骨から首にかけての筋肉が過度に緊張しており、肩甲骨が少し持ち上がるような姿勢がみられました。また右肩が前方に丸まっているせいか、右肩の外側に捻っていく筋肉の弱化がみられたのです。また朝に起きた右肩の痛みや、めまいなどから、それらの症状に共通する回盲弁症候群の有無をチェックしたところ、案の定回盲弁の問題が検出されました。

 

まずは、右肩の過緊張している筋肉を緩めるように痛みのないポジションで押圧、また肩の動きにも関わる肩を捻る筋肉の硬くなった部分を取り除くようにしました。その後、回盲弁症候群のリンパのポイント、関わる関節、頭蓋骨、経絡に対して治療をし、弁を押し上げるように押圧して、治療終了です。

治療後は肩の痛みはなくなったようで、その後3回継続治療していますが、順調に回復しています。

回盲弁症候群の典型的な症状として、右肩の痛みやめまい、朝の不調は多く聞かれることです。この方の場合も正にそれらの症状が当てはまっていました。また便の状態を聞いてみると、下痢と便秘を繰り返したり、コロコロしたような兎糞が多いということも回盲弁の症状と一致しました。

 

 

今日のpoint

肩こりや頭痛・めまいの原因は、「回盲弁の機能障害とそれに伴う右肩の筋肉の緊張によるもの」でした~。

右肩はもちろん筋肉の緊張もありましたが、こんな腸の問題から肩の痛みが起こるとは誰が思うでしょう?
回盲弁を治していくには、食生活や栄養素(葉緑素、クロロフィル)を意識していく必要があります。またストレスも関与してきます。

今回のケースは、思ってもみないことから肩こりや頭痛・めまいが起こるという良い例でしょう。

 

 

K.K.

 

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