今日は、肩の痛みの患者さんの紹介。

この方は10日程前、朝起きたら左肩が痛み出し、その後、波はあるが肩の痛みが続いているということで来院されました(40代男性)。夜中布団をかけず、窓際だった左肩が冷えたことが原因かもしれないとのこと。肩まわりの張りと肩甲骨の内側の痛みが強いそうです。

 

肩まわりの検査をしていくと、まず肩を上げる際の可動域に制限が出ていました。また肩に関係する筋肉全てに筋力低下がみられ、その原因は肩関節自体の動きが固まってしまっていることにあるようでした。また肩甲骨を内側によせる筋肉や背中全体の筋肉はかなり硬まっており、柔軟性が全くなかったのです。

この問題を作りだしている一番の原因は、肩の関節の動きがなくなってしまったことによるものだったので、肩のまわりの筋肉がしっかり機能するまで、肩関節に動きをつける治療を行いました。これで大分肩に関わる筋肉に力が入るようになりましたが、背中の筋肉は筋繊維にも問題が起きていたので、筋肉に対してアプローチしないと筋肉がしっかり機能しませんでした。それくらいまで、衰えていたということです。最後にそれらの筋肉に関わる背骨の関節治療をして終了です。

治療後は大分、肩の可動域も増え、筋力もしっかり入るようになり、一安心です。

 

 

 

今日のpoint

肩の痛みの原因は、「肩関節の動きが悪くなり、筋肉にも負担をかけたこと」でした〜。

このように関節の動きが本当に固くなってしまうと、まわりの筋肉の働きを衰えさせ、時間がたつと筋肉自体にも問題を起こすことになります。それほど関節が正常な動きをしているかどうかというのは大切なことなのですね。カイロプラクティックはまさにこの関節を治療していく職業でもあります。このような問題を持っている方は、真っ先にカイロプラクティックの門を叩いてくださいね。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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