今日も続けて、肩の痛みの症状についてのケースです^^。

 

この方は、40代男性で2週間前にゴルフでダフってから、右肩が痛いと来院されました。右の首から肩にかけてと肩甲骨の内側に重い痛みがあり、若干上腕にシビレがあるような気がするということです。

ただ、一昨日腕立てふせを10回くらいやったら、少し状態が改善したそう。

 

 

姿勢から問題のある筋肉がわかる

姿勢をチェックしてみると首が左に傾き、右肩が下がっていること、そして右肩甲骨が少し開き気味になっていることがわかりました。これは上部僧帽筋と呼ばれる肩こりにもよくなりやすい筋肉(上部僧帽筋)と肩甲骨を寄せていく筋肉(菱形筋)が弱化しているサインです。筋力検査でも弱化を確認できたので、これらの筋肉に何か問題(筋損傷)が起こったということがわかりました。

また肩の挙げていく動作が左よりスムーズでなく、肩の一部の関節の動きが悪いこともわかりました。

 

問題となっている筋肉が特定できたので、それらに対する筋繊維に対する施術、また関連するリンパのポイントへの刺激、関わる背骨の関節に対する矯正を行い、痛みと姿勢は大分改善されました。

あとは肩の可動域を良くしてあげるために肩の関節に対して、動きをつける施術を行いました。

 

 

今日のpoint

肩の痛みの原因は、「ゴルフでダフった時に首や肩甲骨に関わる筋肉を痛めてしまったこと」でした〜。

今回の肩の痛みのケースは、完全に原因がわかっているので、問題となっている筋肉も特定しやすかったです。おそらく、ダフった時に右の肩が急に上に持ち上げられたのでしょう。その時、上部僧帽筋や菱形筋(前述)は急に収縮させられ、筋繊維を痛めてしまったと考えられます。

こういった突発的なケースでは、比較的早い回復がみられ、この方も一回の治療でほぼ痛みはなくなりました。ただ、肩の可動域に関しては左よりまだスムーズではないので、あと数回のカイロプラクティックケアで再発防止をする必要があるでしょう。

 

 

K.K.

 

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