肩の痛みcase20.2

今日は、腸や肝臓などの内臓の調子が悪いことが、肩こりや肩の痛みにも関連するというお話をしていきます。この方(40代)は3、4日前から右肩〜腕の方にかけて調子が悪く、痛みがあるということでした。またここ数ヶ月、胃の調子が悪く、胃に関しては大分良くなってきたものの、最近は便秘がちとのことでした。

 

 

腸の具合の悪さや肝臓から肩に張りや痛みが出る!?

 

まず初めに左右の脳の神経バランスをチェックすると、右脳の機能が低下しており、右側に症状を持ちやすい状況だということはわかりました。また腸と腸にある弁(回盲弁)の働きが悪く、腸の機能が低下していることもわかりました。その他肝臓も固く少し肥大している感じがあったのです。筋肉骨格系の問題も頸椎や肩関節の動きが悪い部分もありましたが、メインは肝臓に負担がかかっていることから右肩まわりが張っていることが考えられたのです。

 

治療は、まず腸のリンパのポイントや回盲弁という弁の治療を行っていきます。その後、肝臓のリンパのポイントをしっかりと刺激し、肝臓の固くなっている部分を内臓テクニックで緩めるようにしました。そうすることで大分右肩の張りが取れたので、後は、頸椎や胸椎、肩の関節について治療し、肩の回旋筋のバランスをとって治療は終了です。左右の脳のバランスについてはなるべく右脳に刺激を入れることと、刺激量を調節しながら治療を行ったので、最後にはバランスがとれていました。

 

今日のpoint

今回の右肩や腕の張りの原因は、「胃腸の状態があまり良くなかったことによる肝臓負担から右肩の張り感が出たこと」でした〜。

内臓からの関連痛で肩こりが出ることもよくあることです。肝臓はお酒だけでなく、こういうように胃腸の具合が悪かったり、ストレスがかかって疲れていたりすると疲労します。肝臓疲労に伴った右肩や背中の張りは、なんとも言えず辛いものです。自分で揉んでもなかなか良くならないような痛みや張りなので、思い当たる人は是非一度お問い合わせくださいね^^。

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
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