今日は、10代の女性が悩んでいた「猫背とガニ股」について^^。

この方は、猫背やガニ股を気にされて来院されました。
現在高校1年生で、中3の時ぐらいから姿勢が悪くなり、家族に指摘されるようになったといいます。中学時代は部活をハードにやっており、部活が終わると大抵疲れて姿勢が悪くなっていたそう。また大分昔からガニ股で、そのことについても家族に言われることが多く、気になっているとのことでした。

 

 

背骨の固さと筋肉の弱化が猫背とガニ股を引き起こす!?

まず姿勢をチェックすると、たしかに身体が丸まっていてひどい猫背の状態と、お腹を前に突き出すような姿勢をしていることがわかりました。

猫背の時は大抵背中の筋肉と、関節の動きが落ちていることが多いのですが、この方も両側で背中の筋肉が弱化していて、背骨も丸まっており、身体を反らしたり胸を張る姿勢をとることが辛そうだったのです。

また骨盤まわりをチェックしていくと、恥骨部分に少し開きと捻れがあることがわかりました。恥骨に付着している内転筋(股を閉じる筋肉)が両側とも弱化しており、足を閉じることと股関節を内側に捻ることが難しくなっていました。これがガニ股になってしまう原因かもしれません。

 

まず背骨が丸まっている頂点部分の関節の動き(伸ばして反る方向)をつけるような治療をしました。そのことで、姿勢をまっすぐ保つことができるようになりました。また背中の筋肉の硬い部分を取り除き、肩甲骨の動きもつけていきました。

その後、骨盤の恥骨結合の捻れをとるように治療していきます。治療していくと次第に股関節も内側に捻ることができるようになってきました。
治療後には、少し歩行の練習や正しい姿勢の取り方を練習しました。最初、新しい動きや姿勢に戸惑っていたようですが、納得して頂けました。

 

 

今日のpoint

今回の猫背とガニ股の原因は、「日々の姿勢や歩き方、運動不足になったことによって背骨の固さと筋肉の弱化が起こったこと」でした~。

こういった姿勢や歩き方は身体や脳で覚えてしまった日々の癖が根強いとなかなか治ってきません。自分では治せない関節の動きなどはカイロプラクティックで治療しますが、日々、少しでも姿勢や歩き方に意識がいっていると全然変わってきますよ^^。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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