頭痛case10.2

今日は、肩が凝り過ぎて頭痛が出てきたという、皆さんも経験したことがありそうな症状についてご紹介していきます。この方(30代女性)は、デスクワークが続いた後にこのような症状になったということで来院されました。

 

 

肩や後頭部の筋肉のトリガーポイントによる頭痛

 

まず全身の状態をチェックしていくと、副腎や脾臓など身体が特に疲れている時などに問題を起こしやすい臓器に負担がかかっているのがわかりました。また頭蓋骨や顎の縫合など、ホルモンの中枢とも言われる下垂体に関わる場所に機能障害がみられたのです。またそれに伴い、後頭部の筋肉が過度に緊張しており、それらの筋肉を押圧していくと頭に関連痛が現れました。また特に右側の首から肩の筋肉が過緊張していました。

 

治療は、まず副腎や脾臓という臓器のリンパのポイントを刺激したり、臓器の硬くなったところを緩めていくような内臓マニュピレーション(カイロプラクティックの内臓テクニック)を行い、その後頭蓋骨や顎の縫合について呼吸とともに動きをつけていきました。そうすることで大分後頭部の筋肉も緩みましたが、もっと細かい繊維のところまで、一つ一つ関連痛を起こすような硬結(トリガーポイント)は取り除くようにアプローチします。そして右肩の筋繊維もストレッチをして筋肉を引き延ばすようにし、首の関節もしっかりと治療しました。

治療後には、かなり軽くなったそうで、ご本人も大喜びでした。良かったです^^。

 

今日のpoint

今回の肩こりや頭痛は、「過度のデスクワークによる身体ストレスにより、関わる臓器やホルモンバランスが崩れたこと、また姿勢ストレスによる肩や後頭部の筋肉が過緊張を起こしてしまったこと」でした〜。

こういった肩こりからくる頭痛は、比較的日常的にみられる症状ですが、この方の場合は、過度の負担がかかっていたので、ホルモンバランスやストレス調整臓器などにも問題が起きていました。またそういった問題に関わる頭蓋骨や顎の機能障害は、自分だけではなかなか取りにくいものなので、こういった治療に詳しいカイロプラクターに相談するのが一番ですね。お困りの方は、一度ご相談ください^^。

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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