今日は、顎に関わるケースを紹介していきます。
この方は、最近顎が疲れていることが多いということ、そして滑舌が悪く、舌を噛んでしまうので、仕事（アパレル営業）がなかなかできないということで来院されました。
また頭痛もたまに起こるそうです。
顎の痛みと滑舌の悪さは、頭蓋骨のバランスの悪さ
検査をしていくと、顎の痛みがあるときには必ずといってみられる頭蓋骨のバランスの崩れがありました。また顎を左右に振っていくような口の奥の筋肉が右だけやたら緊張していたのです。それに伴い、右首～肩にも張りが出ていました。
その他チェックしていくと、副腎や胸腺などに関わる筋肉が低下しており、免疫になにか負担がかかっている（アレルギーなど）可能性がありました。
治療は、頭蓋骨を呼吸と共に押圧して押していきました。その後顎の右側の筋肉を慎重に緩めていきました。
この治療で大分口が動かしやすくなったようです。
その後は、頚椎や胸椎などの関節治療を行い、副腎を機能アップするようなアプローチもしていきました。顎の状態は経過観察が必要ですが、この治療で効果が出ているのであれば、継続していけば良くなってきます。
顎の問題は、栄養やストレスなどの問題からも起こることが多いので、もし背景にこれらが隠されているなら、その問題についても考えていくべきでしょう。
この方の場合は、小麦の過敏症があるようでした。
今日のpoint
今回の顎の痛みと滑舌の悪さの原因は、「栄養バランスの乱れにより、頭蓋骨、顎関節が問題を起こし、口や顎を動かす左右の筋肉にアンバランスが生じたため」でした～。
顎の問題＝栄養やストレス、内分泌系の乱れとも言っても良いくらい、顎に関しては奥が深く、身体の中でも一番大事な関節と言われている場所です。
気になっている方は放置せず、一度検査と治療を受けてみましょう。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。
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