さて、今日は、お腹を突き出した姿勢をとっていて、腰が痛くなってしまった私の患者さんのお話をしましょう。

 

 

姿勢でかなりのことがわかる

今日紹介する患者さんは、半年くらい前から、とくにはっきりとした原因はなく、右の腰の痛みを感じるようになった方です。
姿勢を見てみると、まさにお腹を少し突き出すような感じの姿勢。
腰から骨盤部が反るような体勢になっていました。

これだともちろん骨盤部にはかなり負担がかかってしまいます。
大抵の場合、あまり自分では気づかないうちに、こういう姿勢をとっているので、いつのまにか腰痛を感じるようになっているケースが多いんです。
またこの方の場合、さらに悪いことに身体が右に回旋していて、右の腰が捻れるようになっていました。
これが右の腰が痛い原因にもつながっていることが想像できるでしょうか?

 

このように姿勢を見るだけで、かなりのことがわかるのです。
私は姿勢から読み取れる情報量はかなり多いと思っています。

 

 

こんな人は背骨の移行部に問題あり

さて、腰の筋肉を触ってみると、案の定、腰から骨盤にかけての筋肉にかなりの緊張がみられました。また下部腰椎と仙骨(骨盤部、背骨の一番下の骨)の間の関節の動きが全くなくなってしまっているのです。

普段からこの姿勢で骨盤部にかかる負担が強いので、関節が固まってしまうのは当然の結果と言えるでしょう。

 

このようなお腹を突き出す姿勢で、腰の下部で急に反るようになっている背骨の形状の方には、下部腰椎と骨盤部の動き、胸椎(背中の骨)~腰椎の移行部の柔軟性をつけてあげると大分腰にかかる負担が軽くなってきます。

この方の場合も下部腰椎と仙骨が逆方向に捻れるように固まっていたので、そこの変位を治療し、胸椎〜腰椎の移行部にも動きをつけてあげました。また体幹の捻じれがあり、右腰に余計に負担をかけているようだったので、それに関わりのある背中の関節や腹斜筋という腹筋の斜めに走っている筋繊維の硬い部分を取り除きました。
腰部の緊張してしまっている筋肉に対しても、付着部(肋骨部と腰骨の縁)をしっかりゆるめることで筋緊張を緩和しました。

治療後は大分腰が軽くなったようで、姿勢のことも納得して頂きました。
身体の捻じれが影響して、肩の状態も悪くなっていたので、最後に姿勢やエクササイズの指導をして治療が終了です。

 

 

お腹を突き出すような姿勢で骨盤が急に反っている状態はSWAY BACKと言われます。

以前の記事でもお話しましたが、この姿勢の方は比較的よくみられます。大抵、腹筋が弱くなっている場合が多く、しっかりトレーニングすることが必要です。腹筋がついてくるとお腹が突き出なくなってくるので、骨盤部への負担が大分軽くなります。また腰痛になりやすいタイプの背骨の形状なので、1か月に1回でもしっかりカイロプラクティックの治療を受けて腰椎の柔軟性を保っていくことも必要でしょう。

女性の方でこのタイプはよくみられるのですが、ハイヒールを履くとさらに骨盤部の確度が急になるので要注意です。
気になる方は、専門のカイロプラクターに背骨の形状や姿勢をチェックしてもらいましょうね^^。

 

 

今回のPOINT

今回、腰に負担をかける一番の原因は「普段の悪い姿勢SWAY BACKにより骨盤部の関節に負担がかかったこと」でした~!
みなさんこれでまた一つ腰痛のことがわかりましたね^^。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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