今日は、日本で行われた研究を紹介します。この研究は、大崎コホート(将来に向かって追跡調査をする前向き研究)調査によって行われています。

 

この研究では、実験過程、動物実験においてとくに緑茶のカテキンの活動について調べているのですが、目的は「人間が肺炎をわずらった時に起こる死因と緑茶の関係を調べる事」というちょっと変わった研究。

人口ベースのコホート研究を行い、1995〜2006年までのデータを集めています。

日本の中の国民健康保険を使っている人を対象。男性19,079人、女性は21,493人(40〜79歳)に対して行い、緑茶を飲んだという経歴がない人や、ガン、心筋梗塞、脳梗塞をわずらっている人は除外したそう。
この12年のデータをフォローアップした結果、406人の人が肺炎で亡くなっていたのを見つけたそうです。

肺炎にかかる率ですが、緑茶を1カップ以下しか飲まない人を1.00というスコアをつけてそれを基準としたら、一日に2カップ飲む人は、0.59という数値が出ました。また3〜4カップの人は0.55、5カップ以上の人は0.53。

 

緑茶を飲むほど、肺炎にかかる率が減っていったというこということですね!^^。

 

 

緑茶を飲むほど肺炎による死を減らすことができる!?

この研究の結論としては、「緑茶を摂取することで、肺炎による死を減らすことができる」というものでしたが、みなさんどう思いますか?

 

日本では、肺炎は死因第4位(約10%)になっているので、無視できない数字ですよね。緑茶はタンニンが胃に対して良くないということもあるので、1日に水分補給として何度も飲むのは勧められませんが、カテキンなどのポリフェノールの効果はこれからますます注目されますね!

 

 

K.K.

 

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スケアです。
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スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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参考文献

Green tea and death from pneumonia in Japan: the Ohsaki cohort study1–3

Ikue Watanabe, Shinichi Kuriyama, Masako Kakizaki, Toshimasa Sone, Kaori Ohmori-Matsuda, Naoki Nakaya,
Atsushi Hozawa, and Ichiro Tsuji