さて、今日は変形性膝関節症の第2弾です。

現在、関節痛で整形外科、鍼灸院、カイロプラクティックに通っている人は500万人を超えるといわれています。
男性1に対して女性が2の割合で女性に多く、傾向としては、35才ぐらいから発症し、50代で急増して70代後半で頂点に達しています。

 

変形性膝関節症はこんな症状がある!?

膝の関節の老化によって起こる「変形性膝関節症」。
階段の上り下りに痛みを感じ始め、やがて座りにくくなり、歩く事も困難になっていきます。
進行するため、痛みを感じた時には、すでに軟骨に変形が生じているともいえます。
さて、変形性膝関節症状の症状は・・・

 

歩行時に痛い
正座している時に痛い、痛みで正座ができない
階段の上り下りで痛い、とくに降りるときに痛い
長距離歩いた日の夜は痛みが強い
膝をしっかり伸ばすことができない
また完全に曲げることもつらい
膝に水がたまる

 

おおまかには、こんな症状がみられると思います。
ただ膝の痛みのときは、大抵の場合、上記のような階段の上り下りや、膝の完全な曲げ伸ばし時の痛み、夜間痛や関節水腫などは診られる症状なので、これだけでは変形性膝関節症かどうかはわかりません。

ちなみに「膝に水がたまる」というのは、変形性膝関節症の方でも多いのですが、これは膝の変形の度合いとはあまり関係がなく、関節の間の滑膜の炎症によるものが多いです。

 

「変形性膝関節症」の特徴的な症状の一つとしては、膝の内側の痛みがあります。
これは病状が進行していくと、関節の内側部の隙間が狭くなる現象が多くみられるからです。内側部の圧痛は、初期でも60%、中期では80%にみられるといい ます。また立っている時や、歩いている時には、身体の重心が足の軸よりも常に内側にあるため、内側部がより大きな荷重を受ける傾向にあり、圧痛も内側に多 くなると考えられています。
この内側の痛みは膝を外に捻る、もしくは内側に捻る動作でより痛くなる場合が多いと思います。

「中年以降」にあらわれた膝の痛みで、上記のような症状があり、膝の内側に痛みがある場合は、変形性膝関節症の可能性が高いと言えます。

 

 

実際にはどのような治療があるのでしょう?

現状での主な治療法として、薬物療法、外科的治療、運動療法、温熱療法、補助具の使用などがあげられますが、中でも多いのが薬物療法で、鎮痛剤や非ステロイド系抗炎症剤の使用、ステロイド剤やヒアルロン酸の関節への注入が主になっています。

しかしこれらの治療法では、副作用が心配ということもあります。

最近では、特効薬がないとされてきた変形性膝関節症にも、有効な食品機能性成分「グルコサミン」と「コンドロイチン」がアメリカで話題になり、軟骨の生成を促す素材として確認され、臨床に使われはじめました。
みなさんの中でもサプリメントとして摂られている方も多いのではないでしょうか?

 

カイロプラクティックでは、関節の正常な動きを取り戻すことで、軟骨の柔軟性を回復させる治療を行っていきます。また、膝に関わる筋肉のバランスや機能を改善させることで、膝にかかる負担を減らし、炎症を早い段階で抑えるようにします。

良かったら食事やサプリメントなどによる軟骨成分を摂ることと平行して、カイロプラクティックの治療を受けてみて下さいね^^。
内面から軟骨成分を補給することにプラスして、関節の柔軟性をつけて軟骨にかかる負担を減らしていくことで、ダブルの効果が得られるかも!?

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

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麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA

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