今日は、顔の骨格や顎についての問題でいらっしゃった人の紹介です。しかし、聞いてみると本当にいろんな症状をお持ちでした。

さて、いってみましょう。

この方は、1年前から顔つきが変わったとよく言われるようになり、30代になってから(現在36才)あくびをすると2、3回顎でカクカクという音がするとのことで来院されました。またこのところ皮膚に出来物もできやすく、歯も奥歯が抜けているのか、あまり良くないそうです。

その他、話を詳しく聞いてみると・・・
今お持ちの身体の状態は、

 

○肩こり
○やる気のなさ
○仕事をおもしろく感じることができない
○人との付き合いもおもしろくない
○落ち込みやすい
○まぶたが痙攣することが多い

 

など、まさにストレスや副腎疲労から来るような症状がずらり。

大分若い頃(20才~30才)まで仕事が忙しく、睡眠時間もほとんど取れないくらいに頑張っていたようで、その頃は営業でも成績を上げていたので充実していたそうですが、30を過ぎてから、仕事がうまく取れなくなり、さらに身体の状態もガクンと悪くなったということ。

また30才までは毎日コーヒーばかり飲み、タバコも吸っていたようで、甘いものも欲しくなることが多かったとうことでした。
1年前にはパニック障害を起しており、電車にも一時期乗れなくなったこともあったそうです。

 

 

 

ストレスというものは、本当に恐ろしい!

この方の場合、検査をする前に問診でほとんどの情報が引き出せてしまったので、ある程度症状はわかりました。まさにいままでも話してきたように、副腎疲労の状態ですよね。

そして副腎疲労の時は、顎はよく悪くなるものです。
身体をみていくと、びっくりするくらい背骨の関節の柔軟性がなく、筋肉も硬直していました。たしかに顎も開けるとガクっと大きく左右に振れました。

治療は、もちろん副腎に関するところがメインになります。リンパのポイントや内臓マニピュレーション、そして関わる関節、頭蓋骨、顎の治療ですね。
一度治療でも、大分変化は出たのですが、この方の場合、10年くらいストレスをかけていたということ、そしてこういう症状が出始めて5年も経っているということから考えても副腎疲労のかなりひどい段階でしょう。

治療はもちろん、生活習慣を根気よく変えていくことが改善への近道になります。

 

 

 

今日のpoint

今回の顔のゆがみ、顎の痛みの原因は、「数年前の生活(過度な労働、睡眠不足、カフェイン、たばこ、ストレス)が長期に続いたことによって副腎疲労の状態に陥ってしまったこと」でした~。

このくらい副腎疲労がきつくなると、治るには本人の努力がかなり必要になってきます。というのも、この状態になったら、身体もだるくやる気も起きないので、生活を変えていくということにすら、うまくコントロールできないということがあるのです。

家族のバックアップはもちろんのこと、カイロプラクティックや栄養療法、その他の代替医療のサポートの中、うまく改善の方向に持っていくことが重要だと思います。

 

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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