マフェトン理論を実施すると「体脂肪を燃やせるカラダ」をつくることができます。

 

運動時のエネルギー源になるのは主に糖質と脂肪ですが、エアロビック運動にせよ、アネロビック運動にせよ、まず使われるのは糖質です。一般的に、体内の脂肪は糖質が枯渇した後で使われます。

 

このとき、脂肪が燃焼しにくいカラダだとどうでしょう。

最初のエネルギー源となる糖質はすでに使い切り、次に頼りになるはずの脂肪は燃やされないということは、車にするならガス欠です。マラソン選手がゴールするやいなや、その場に倒れ込むシーンはまさにそのガス欠状態なのです。

 

 

しかし、体脂肪を燃やせるカラダであれば、そうはなりません。糖質に比べ、体内の蓄積量がはるかに多い脂肪をうまく燃やせれば、運動のためのエネルギーは際限なく供給されます。結果、持久力は高まり、競技成績は向上し、体脂肪をどんどん燃やすことで、当然低い体脂肪率を保つことが可能。そしてさらには、生活習慣病の予防にすらなるのです!

 

 

体脂肪を燃やせるカラダかどうか!?

今、あなたは体脂肪を燃やせるカラダでしょうか?
長年運動しているから体脂肪を燃やせている・・・果たしてそうでしょうか?

運動しても疲れやすく、すぐに休んでしまうことはないでしょうか?

 

もし、そう言う場合は、あなたは「体脂肪を燃やせないカラダ」かもしれません。
運動中のエネルギー源を糖質に頼ることになり、結果的に血糖値が下がって運動を続けられなくなってしまうのです。

体脂肪を燃やせないカラダの特徴は他にもあります。エネルギーが使われるのは、何も運動中に限ったことではありません。日常的な活動も然りなのですが、このときも脂肪が燃えずに糖質が使われるため、血糖値が安定せず、カラダに血糖値が低い状態が続くので空腹感を覚えやすくなります。

そして甘いものを欲するようになります。血糖値をあげるのに手っ取り早いのは、砂糖などの単糖が一番ということをカラダは知っているからですね。

 

 

インスリンは太るホルモン

こうして食べ物を口にすることで下がった血糖値が急激にあがると、今度は血糖値を下げるために大量のインスリンが分泌されます。

インスリンは、血糖値を下げると同時に、余った糖を体脂肪として蓄える働きもあるので、大量のインスリンが分泌されればされるほど、太りやすいと言えます。これでは体脂肪を燃やすカラダには程遠くなってしまいますよね。

 

またそれ以上に、運動や日常的な活動で体脂肪が使われず、しかも空腹を感じやすいために、食べ物から余分なエネルギーを摂ってしまいがちになります。

なんて悪循環なループでしょう。

 

 

 

これらの血糖値に関わることは、本当に重要で、血糖値が安定していないことはメンタル面にも大きな悪影響になります。
体内の糖質が使われて血糖値が下がると、脳の唯一のエネルギーは血糖のため不安定になり、怒りっぽくなったり、元気がなくなったり、イライラしたりするわけです。また逆に、血糖値が急上昇するような食事をすると、テンションは上がるわけですが、落ち着きがなくなったりします。またインスリンの働きによってその後血糖値が急に下がり、急激な眠気に襲われるはめになります。

このような方は、感情の起伏が激しくなりやすいというのが大きな特徴です。

みなさんの周りにもそういう人はいませんか?
そういう場合は、食べている物が関係しているかもしれませんよ~。
ひどくなると鬱や不安感、精神障害にも関わってくるので大問題ですね。

 

さて、この不安定な血糖値はその他にも問題を起こします。

血糖値の激しい上下動を繰り返すことで、血糖値を一定に保とうとするカラダ本来の働きも悪くなります。それにより自律神経も乱れ、本来はリラックスをもたらす副交感神経が優位になるべき夜になっても交感神経が優位で、興奮状態が続き、その結果寝つきが悪くなったり、熟睡ができずに寝起きも悪くなります。

 

本当にこの悪影響は書けばキリがありません。副腎も血糖値を調整する役割を担っているので、副腎が疲労すれば免疫も低下していきます。また糖分の摂り過ぎで糖化という現象が起き、老化にまっしぐらとなったら、怖くなってきませんか?

 

 

 

体脂肪を燃やせないカラダというのは、このように血糖値が大きく関わってきていたのです^^。
こういったカラダは様々な弊害が起こりがち。
なんとかこのループから抜け出して、体脂肪が燃やせるカラダを目指していきましょう!

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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