マフェトン理論では、炭水化物を控え目にし、脂肪とタンパク質を十分摂取していきます。
日常のエネルギーの90パーセントまでは脂肪から得ることができると言われています。それもそうでしょう。炭水化物やタンパク質の倍以上のエネルギーを脂肪から得ることができるのですから。

 

 

良い脂肪を摂取し、炭水化物を控え目に!

しかし、脂肪を利用して体脂肪を減らしていくには、2つの要素が必要になります。一つは必須脂肪酸という脂肪を摂取すること、そしてもう一つは、炭水化物を食べると分泌されるインスリンの生成を控え目にしていくことです。

必須脂肪酸は、人間のカラダでは作ることができない脂肪。この脂肪の種類はいくつかありますが、オリーブオイルやキャノーラオイル、魚や豆などにも含まれています。全体の3割が脂肪からなる食事でも、必須脂肪酸であれば、高脂肪食とはなりません。またのちのセッションで話しますが、脂肪を燃やすためには、これらの必須脂肪酸が欠かせないのです。

炭水化物を控え目にするのは、インスリンが分泌されると、脂肪を燃やすことができなくなるからです。インスリンは食べた炭水化物の40%を脂肪に変えてしまいます。またインスリンは脂肪を貯蔵用にとっておこうとするため、脂肪の燃焼を制御させてしまうのです。だからエネルギーのために脂肪を使いたいとなると、インスリンの反応を控え目にしておく必要があります。

とくに精製された食品、白米、白いパンなど、グラニュー糖や白砂糖が入ったような食品は避けなければなりません。

 

 

良いことづくめの「体脂肪を燃やせるカラダ」

さて、このマフェトン理論の実践によって「体脂肪を燃やせるカラダ」になると、さまざまなメリットを得ることができます。

 

まず、持久力。

貯蔵量の多い脂肪が主なエネルギー源となるため、運動のためのエネルギーはほぼ際限なく供給されることになり、疲れずに長時間運動を続けることができるようになります。ちなみにこの場合の持久力とは、長時間に渡って、ほとんどエアロビックな状態でありながら、比較的早いスピードを安定して維持できる能力のことを言っています。

持久力がつけば、普段の生活にも余裕ができ、些細なトラブルにも惑わされることもありません。これは血糖値の安定と関わりがあります。血糖値が安定するとストレスを感じにくくなるので、その分いろんなことが計画どおりにこなすことができるようになります。

 

もちろん、運動や日常の活動エネルギー源が糖質ではなく、脂肪に依存することになれば、体脂肪が減るという効果も期待できます。さらに体内の糖質を節約できるため、血糖値の急激な上下動が少なくなりますよね。その結果、疲れにくくなり、精神的にも安定。細かいことも気にならなくなりストレスが減るばかりか、集中力が増して、積極的に行動できるようになるというわけです^^。

 

また寝つきがよくなって、質の良い睡眠が得られるようにもなります。
朝も快適な目覚め。そして健康的な毎日。
最高の生活です。いやほんと。笑。

 

 

その他、この血糖値が安定しているカラダは、副腎にも負担をかけないので、ウィルスなどからカラダを守る免疫の働きやホルモンバランスも安定します。弱った部分を回復させる力や、暑さ、寒さへの適応能力も向上するために、病気やケガをすることも少なくなるわけなのです。

マフェトン理論で提唱されているエアロビックトレーニングを行うと、エアロビック筋が鍛えられ、骨格のバランスも整って来ます。そのことで、運動による背中や腰への負担が軽くなるため、運動中のケガも未然に防ぐことにつながります。運動を始めてもケガをして中断せざるを得ないハメになる人は少なくありません。

 

 

体脂肪を燃焼するカラダになれば、ケガを予防できるだけでなく、毎日無理なく運動を続けることができるようになります^^。
こんな良いことづくめの「体脂肪を燃やせるカラダ」。

みなさんも一緒に目指してみませんか!?

 

 

K.K.

 

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スケアです。
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