今回紹介するのは学生さんのケースですが、最近の子供には多いかもしれないので、しっかりと読んでおいてくださいね。
この方は、最近首と肩の張り(左)が強いということで来院されました。また最近お腹の調子も悪く、足のだるさが抜けないとのことでした。
甘いものの取り過ぎが逆流性食道炎につながる!?
検査をしていくと、左の首~肩までの筋肉が緊張しており、上部頚椎の関節が固くなっているのがわかりました。またお腹を触診していくと、右の横隔膜から股関節にかけての部分が硬くなっており、食道と胃の境目辺りに張りと硬さがあったのです。
その他、左半身の筋肉が全て筋力低下を起しており、それによって左下腹部の筋肉にかかる負担が強くなっているようでした。
このケースでは、消化不良が起きているときによく検出される食道裂孔ヘルニア(逆流性食道炎の原因にもなる)があり、この場合左の肩が張ることが多いのですが、その点も一致していました。
まず、お腹の硬くなっている筋線維を緩和し、食道と胃の接合部を下に押し下げるような治療を行いました。これにより胃の圧迫感と左肩の張りが完全にとれたので、後は骨格の治療をしてバランスをとります。
左半身の筋力低下の原因が、副腎という臓器の機能低下によるものだったので、ストレスや食生活の乱れがなかったか聞いてみると、お菓子やジュースを飲む機会が増えていたようでした。甘いものを控えてもらうようにアドバイスさせて頂いたところ、その後は再発していません^^。
今日のpoint
今回の肩こりと足のだるさの原因は、「甘いものの過剰摂取により消化不良と横隔裂孔ヘルニアが起こったこと」でした~。
昔より、コンビニなどで簡単に美味しいお菓子やジュースが購入できるようになったことや、今の若い世代は昔より、遺伝的に糖分の処理能力が弱くなっていることから、こういった問題はよく聞くようになりました。代表的な例は低血糖症でしょうか。
今回も甘いものの取りすぎによって消化不良が起きていた事が症状の原因です。
K.K.
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