今日はここ何年かメジャーになってきた感がある「逆流性食道炎」の症状についてのケースを紹介していきましょう。今回のような食物不耐性が原因になっているケースは本当に多いと思います。

この方(30代男性)は、私のところに半年前くらいから通って頂いていますが、一番最初にいらっしゃった時の主訴がまさに逆流性食道炎の症状でした。その後、ご自身で食事を変えられていたのはもちろんのこと、カイロプラクティックの治療で大分症状が軽くなって喜ばれていました。
ただ、全快まで至らず、その原因が小麦粉にあったというケースなのです。

 

 

グルテン不耐症の9割が逆流性食道炎を併発する!?

数回目の治療時の検査のことを書きましょう。
大分症状は落ち着いていたものの、やはりたくさん食べたり、飲み過ぎたりすると胃の辺りに苦しい状況が起こるということで、検査をしていきました。
この日はたしかにいつも以上に胃の辺りが張っており、胃を押し上げるように横隔膜(食道との境)を押すと痛みがありました。また肝臓や副腎、そして胸腺などの機能が低下していました。これは免疫が何かに反応している証拠になります。

また胃酸の分泌が低下している兆候も胃に関わる筋肉の状態から推測出来ました。
ここ最近はこういった症状も落ち着いていましたし、私も安心していたのですが、またこれらの兆候がぶり返したこと、そして一挙に悪くなったことを不思議に思ったので、一番考えられる食物過敏症のチェックを行って行きました。

 

ここでは、アレルギーが起こりやすいと思われる、乳、小麦、大豆を口に含む(舌に載せる)状態で検査します。
そうしたところ、明らかに小麦で反応が出ました。正常な筋肉が小麦を口に含んだことで明らかに筋力低下を起こしたのです。

治療では、副腎や胸腺などの免疫に関わる臓器を機能アップさせていく治療を行い、食道から胃にかけてをストレッチしながら、胃を下の方に押し下げて行きました(逆流性食道炎の時は明らかに胃が押し上げられる感じになっていることが多い)。また胃酸の分泌に関わる頭蓋骨の調整や顎関節の治療を行いました。これらの治療で大分バランスが取れてきたのと、胃の張りもなくなったので、後は胃腸や副腎に関わる背骨の関節治療を行い終了です。

 

今回のケースでは、初回から数回の治療まではこういった明らかな兆候は出ておらず、逆流性食道炎についてのみ治療をしてきました。これは本人が炭水化物や甘いものなどを制限し、問題である小麦もたまにしか摂っていない経緯があり、身体に明らかな兆候が出ていなかったからだと思います。また最初のキッカケがお酒だったこと、そしてその後もお酒を飲むと調子が悪くなるということお話があったことも一つでしょう。

 

お話を聞いてみると、たまたまこの治療の前日にパン(バケット)を大量に摂取したとのことでした。その直後ということで、かなりの兆候が身体に現れていたのですね。通常は私の検査では身体の状態から、ほとんどのことがわかります。ただ、この方はそこまで身体が弱った状況になかったということ、また原因の小麦は摂ったり、摂らなかったりだったのが兆候を覆い隠していたのです。
何にしろ、麦から出来ている製品、小麦製品はもちろんのこと、この方が朝よく食べていた大麦から出来ている食品、そしてお酒特にビール(麦)を除去してみることをオススメしました。
その後の状態はかなり良好です^^。

 

 

今日のpoint

今回の逆流性食道炎の原因は、「小麦もしくは麦への不耐症があり、それに関わる食品を摂ることで胃腸が消化不良を起こしたこと」でした~。

私の臨床では、逆流性食道炎の原因が小麦アレルギーもしくは小麦グルテン過敏症であるケースが本当に多いです。現代でメジャーになってきた病気ということは、その背景に戦後、ラーメンに代表される麺文化が盛んになったことやご飯よりもパンを摂る人が多くなったこと、そして副腎という臓器に負担がかかる環境が増えてきているということがあるでしょう。
まさに現代病とも言うべきものではないでしょうか。

食道炎の場合は、何が原因になっているかで明らかに対処の方法は変わってきます。今回のようなケースでは、通常お医者さんで処方される胃酸を抑えるもしくはブロックしてしまう薬は逆効果になりますので、注意してくださいね。この方もお医者さんに行ったら、さらに症状が悪化していました。
気になる方は一度チェックを受けに来てください^^。

 

 

K.K.

 

 ——————————————————————————————————————–

カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

カイロプラクティックケアを希望する方 CONTACT 

麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA

———————————————————————————————————————