頭痛case11.2

今日は、久しぶりに頭痛のケースを紹介しましょう。この方(10代女性)は、今週肩が痛く、頭痛もひどかったということで来院されました。今は落ち着いているそうですが、身体全体的に重く、だるいということでした。

 

 

緊張性頭痛が上部頸椎と首から肩の筋肉の問題によって起こる!?

 

首から肩の辺りを見ていくと、左の首の筋肉が過度に緊張状態にあることがわかりました。また逆の右肩の方も筋繊維上に硬い部分がいくつかあり、筋肉がうまく働かない状態なっていました。さらに筋肉の硬い部分を押すと頭痛が誘発されたのです。その他、上部頸椎の関節機能障害が起こっており、頭蓋骨に関しても目と鼻に関わる骨の歪み(頭痛を引き起こしやすい)がありました。

治療では、まず緊張している首から肩の筋肉のリンパのポイントをゆっくり緩めていき、その後、筋肉の硬い部分は押圧しながら血流を回復していくような治療、また緊張している部位にはストレッチをしながら、筋肉を覆っている膜を引き延ばすアプローチを行いました。これらの治療で大分筋肉が緩んできたので、後は上部頸椎の関節をしっかり動かしていくようなカイロプラクティック治療と頭蓋骨の調整をして終了です。治療後にはすっかり、首が軽くなり、患者さんも笑顔を見せてくれたので、ホッとしました^^。

 

 

今日のpoint

今回の緊張性頭痛の原因は、「上部頸椎の関節機能障害と頭蓋骨の歪みによって首の筋肉の緊張が引き起こされ、それらの筋肉からの頭部への関連痛が起こっていたこと」でした。

頭痛でお医者さんや頭痛外来などに行った時によく診断される「緊張性頭痛」。もちろん筋肉の緊張やストレスなどで引き起こされるものですが、なかなか改善しなかったり、繰り返す原因の1つに頸椎(特に上部)の関節機能障害が背景にある場合があります。上部頸椎にはこれらの筋肉が付着しており、関節が固まってしまって、うまく機能しない状態になると神経的に過敏な状況が続くので、関連する筋肉も常に緊張状態を引き起こしやすくなります。こういった問題にはカイロプラクティックがとても有効です。というよりもカイロプラクティックでないと根本的な治療が行なえないと言っても良いでしょう。頭痛でお困りの方は、是非一度ご相談くださいね^^。

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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